- 麻雀用語
◆面子(メンツ)
牌の組み合わせのことで、特に同じ牌が3枚あったり、同じ色で数字の並びが3枚揃ったものを面子と呼びます。
◆雀頭(ジャントウ)
アガリ方の基本形のうち、2枚の揃っている牌の組み合わせのことです。
◆順子(シュンツ)
同じ色の数牌(萬子・筒子・索子)で、順番に並んだ3枚の組み合わせのことです。
ただし、『9・1・2』のような組み合わせは出来ません。
◆刻子(コーツ)
同じ種類の牌の3枚の組み合わせのことです。
◆槓子(カンツ)
同じ種類の牌の4枚の組み合わせのことです。
手牌の中で作った槓子を『暗カン』といい、鳴いて作った槓子を『明カン』といいます。
◆対子(トイツ)
同じ種類の牌の2枚の組み合わせのことです。
雀頭も対子の一つとなります。
◆アガリ牌
後1枚揃えるとアガれるという状態の時に獲得した最後の牌のことです。
◆ツモ
自分の番が回ってきて、牌を1枚取得することを『ツモ』といいます。
この牌を自摸牌(ツモハイ)とも呼びます。
普段は発声せずに牌を取得しますが、自摸牌でアガったときだけは『ツモ』と発声します。
自摸牌でアガることを『ツモアガリ』といいます。
ツモアガリの場合、他の3人のプレイヤーから得点を分配して獲得します。
◆ドラ
アガった時に、自分の手牌の中にドラが含まれていると、その枚数分のボーナス得点が付きます。
また、ドラ表示牌の次の牌がドラとして扱われます。
数牌の場合は、1→2→…8→9→1の順番となります。
字牌の場合は、東→南→西→北→東、白→發→中→白、の順番となります。
ドラだけでは役として認められずにアガれないことに注意して下さい。
◆打牌(ダハイ)
ツモをした後で、いらない牌を捨てることを打牌といいます。
この牌を捨牌(ステハイ)とも呼びます。
◆鳴き(ナキ)・副露(フウロ)
人の捨牌で面子が完成する場合、『鳴く』ことで、その牌を獲得することができます。
そして鳴くことで完成した面子は、人に見せなければいけません。
このことを晒す(サラス)といい、晒した牌のことを晒し牌といいます。
鳴きには、ポン・チー・明カンの3種類あります。
この鳴く行為を副露とも呼びます。
◆ポン
人の捨牌と自分の持っている牌で同じ種類の牌が3枚になるときに『ポン』といって鳴くことができます。
また、ポンは誰からも行うことができます。
◆チー
人の捨牌と自分の持っている牌で同じ色の数牌を3枚並べられるときに『チー』といって鳴くことができます。
チーは、自分の直前の人の捨牌からしか行うことができません。
◆カン
人の捨牌と自分の持っている牌で同じ種類の牌が4枚になるときに『カン』といって鳴くことができます。
カンは誰からも行うことができます。このように、鳴いて槓子を完成させることを『明カン』と呼びます。
特に、人の捨牌をカンして4枚の面子を完成させることを大明槓(ダイミンカン)といい、
既にポンをして3枚揃っている牌を、さらにツモった場合にカンを行うことを加槓(カカン)といいます。
また、自分の自摸牌だけで同じ種類の牌を4枚揃えることは『暗カン』と呼びます。
カンを行うと、ドラ表示牌が一枚多くなり、牌を1枚追加でツモります。
◆ロン
人が捨てた牌でアガれる場合に『ロン』と言って
その牌を使ってアガることができます。
この人の捨牌でアガることを『ロンアガリ』といいます。
ロンは鳴きには入りません。
また、自分の捨牌の中にアガリ牌がある場合、ロンはできませんので注意して下さい。
ロンをした場合、アガリ牌を捨てた人からのみ得点を獲得します。
◆鳴きの優先度
人の捨牌を同時に同じ牌を欲しいと思う人がいるかもしれません。
その場合は、捨牌を獲得する行為に優先度がついています。
1.ロン(ロンは鳴くとは呼びません)
2.ポンまたはカン
3.チー
同時に、宣言した場合は、優先度が高い行為をした人がその牌を獲得します。
◆門前(メンゼン)
門前とは、ポン・チー・明カンをしていない状態のことです。
門前でないと無効になってしまう役も多いので、注意が必要です。
◆食い下がり(クイサガリ)
ポン・チー・明カンをしてしまうことで、役の価値が下がること。
例えば、2翻の役の説明で『食い下がり1翻』と書いてある場合、門前では2翻扱いですが、副露をすると1翻扱いとなります。
◆テンパイ
テンパイとは、後1枚牌が揃えばアガリという状態のことです。
テンパイになると、リーチ宣言をすることができます。
◆ノーテン
残り牌数が0枚になった時点で、アガるまでに後2枚以上必要な状態のことです。
◆フリテン
フリテンとは、既に捨ててしまったアガリ牌でアガれる状態のことです。
この時、ロンは行うことができません。
◆ダブロン
2人同時にロンをすることです。
◆トリプルロン
3人同時にロンをすることです。